さあ、まとめ記事 第2団 です。
まとめ1に引き続き、最初に伝えたいと思った結果
3年で150冊以上読書を通じて学んだ大切な共通点
の続きについて書こうと思います。
大切な共通点については20項目ありました。
まだお読みでない方はぜひ前半のまとめ1(1〜10まで記載)から先にご覧になっていただければと思います。本記事は後半の11〜20項目を書いていこうと思います。
どれも普遍的で大切な考え方ですが、私の独断と偏見がゴリゴリに入った大切な順番に記載しています。(あくまで、令和7年2月時点の考えですので、いづれ前後すると思います)
各項目の解説については追って投稿していこうと考えておりますので、時間が許せばぜひ覗いていってください。
サクッと読みたい方は、目次から選んで目を通して貰えればと思います。
目次
比較は過去の自分と

よくアスリートなんかで『自分との戦い』とい表現が聞かれます。
これ、誰にでも当てはまる言葉だとつくづく思うようになりました。
ベストセラー過ぎて、読んでいない人はいないんじゃないかと思うくらい有名な書籍ですが
『嫌われる勇気』
という本の影響です。
いろいろ読んできましたが、このアドラー心理学の考え方は、人類全員が持ってほしいと思えた考え方でした。
と思われた方もいると思います。
端的に言いますと、人はみんな承認欲求モンスターということです。
端的に言い過ぎて、「わからん、何言ってるんだ」という声が聞こえてきたので、承認欲求についてググってみましょう。
承認欲求とは、自分が他人から認められたい、価値ある存在として評価されたいという心理的な欲求を指します。
これは誰もが持つ自然な感情であり、自己肯定感や社会的つながりを強化するポジティブな側面があります。
しかし、過剰になると他人の評価に依存しやすくなり、自己肯定感の低下やストレスを招くこともあります。承認欲求には「社会的承認欲求」「自己承認欲求」などの種類があり、それぞれ異なる形で満たされます。
適切に向き合うには、自分自身を認める「自己承認」を意識することが重要です。引用:Perplexity
という回答がでました。
要するに
〝自分以外の人に認められたいという気持ちはみんな持っているけど、その欲求は自分ではコントロール出来ないから、生きていくうえではしんどいで〟
というように解釈しました。
端的には伝えきれないので、また詳しく書いていきたいと思います。
難しい考え方の書籍でしたが、対話式になっているため読みやすい書籍となっておりますので、ぜひ読んでみてください。
トライ&エラーで深く学ぶ

誰しもが
失敗
と聞くと嫌な気持ちになりますよね。
私はこの「失敗」を避ける人生を歩んできたことについて、後悔している部分がいくつかあります。
無難な選択ばかりを選んできた人生だからこそ、今の自分があるので、後悔というと大袈裟かもしれません。
人は何かを始める時、当たり前ですが1回で上手くできることはそうありません。
漫画のキャラクターのように天武の才能を持っていれば話は別ですが、何か一つに特化していても、複数のことを失敗なくデキる人は1人もいないと思います。
天才と思える人でも失敗を繰り返して上達してきて今に至っています。
先程から「失敗」という言葉を使っていてなんですが、本当の意味での失敗って少ないと思うんですよね。
失敗した(と思っている)経験があるから、何かできるようになっているし、その糧があって経験則で物事を判断したり、危険から身を守れていると思います。
要するに
リスクとリターン
の話に繋がってきます。
リスクとは「不確実性」であり、大抵の物事にはリスク(不確実性)が付きものです。
リスク(不確実性)とデンジャー(危険)は全く違います。
デンジャー(危険)は致命傷の例えで、失敗すると再起不能に陥る程度の不確実性を占めた判断事だと思ってください。
何かリスクをとって行動すると、失敗(と思うこと)するかもしれませんが経験値は得られます。
その「経験」が大切です。
命の危険、先程来言っているデンジャーがあるような失敗なら避けるべきですが、擦り傷程度の軽傷はたくさん負っておいた方が、身を持ってリスクの大きさが測れます。
一発逆転とか集中投資などは、デンジャーに当たると思います。(たいていリスクとリターンは比例します)机上の空論と言いますが、人は経験していないことは、本当の意味で分かりません。
実体験のない伝聞や想像だと
深いと思っていた池が足首までだった
反り立つ壁かと思ったら段差だった
みたいなことはよくあります。
「行動する」ことは意味のあることだと思います。批判や反対意見を言ってくる人の大半は、実際に行動しない人が多いものです。
環境・周囲の人が今の自分を作る

あなたは
一緒に過ごす時間の長い5人の平均である
と言われたらどう思いますか?
その言葉を聞いた私自身、第一印象は「そんな事無いやろ」と思っていました。
当然、容姿や性格は十人十色ですが
属性や思考の癖
は、言われてみるとそのとおりだと思うようになりました。
考えてみれば当然の事かもしれません。自分が生まれ育った環境には、自分と似た環境や考え方の人が多いはずです。簡単に言えば、全員ではありませんが
銀座や青山で買い物する人は裕福な人が多い
芦屋に住んでいる人は裕福な人が多い
というのはイメージがつきやすいと思います。
他にも
地方の公共交通機関が不便な地域では、車の保有率が高い
漁師町には当然漁師さんが多い
です。
当たり前に感じていることですが、これもすべて周辺の「環境」による影響が大きいです。
そうした環境で生活していると、その環境に適した「価値観」が育まれます。

はい、出ました!。超重要キーワード
価値観です。
よく聞かれる言葉ですが、この価値観こそすべての根底にあるものだと考えています。
要は
自分の価値観に合う人と過ごす時間が長い
その価値観は、環境による影響が強い
環境こそが土台になる
ということです。
人は、現状維持バイアスと言って、脳の防衛本能として変化を恐れる、今のままがいい
と考える習性があるため、居心地の良い環境を求めていきます。
その結果、長く時間を過ごす人の価値観の影響が染みつき、今の自分がいるということです。
もし、今の自分から変わりたければ環境を変えることが、とてもしんどいことではありますが、一番の早道です。
人は感情で行動して理屈で納得する

この言葉は、マーケティング本を読んでいる時に刺さった言葉です。
私は営業職ではないので、マーケティングという言葉に馴染みはありませんでしたが、読書を継続していると
哲学 や 心理学
に行き着くようになりました。
その中でも行動経済学の書籍を読んだ時に、純粋に「人の心理は面白いな〜」と思いました。馴染の無い方のために、行動経済学についてググってみると
行動経済学は、心理学と経済学を融合させた学問で、人々の意思決定や行動が必ずしも合理的ではないことを研究します。
従来の経済学が「人は合理的に行動する」と仮定するのに対し、行動経済学は感情やバイアス、社会的影響などが意思決定に与える影響を重視します。
主な理論には以下があります
• プロスペクト理論:損失を回避しようとする心理が、利益を得ようとする心理より強い。
• バンドワゴン効果:多くの人が選ぶものに引き寄せられる心理。
• サンクコスト効果:既に費やしたコストを無駄にしたくない心理。
この学問はマーケティングや政策設計(例:ナッジ)など、日常生活やビジネスで広く応用されています。引用:Perplexity
日常生活の中に当てはめてみると、ほとんどの人が見覚えのあるシチュエーションがあると思います。
プロスペクト理論の代表例として「宝くじ」が挙げられます。
宝くじの当選確率は非常に低いにもかかわらず、多くの人が購入する理由は、低い確率を過大評価し、当選時の大きな利益に魅了される心理が働くためです
バンドワゴン効果の代表例として、「行列のできるお店」が挙げられます。
飲食店で行列ができていると、「この店は人気があっておいしいのではないか」と考え、実際の品質とは無関係に他人の行動に影響され、さらに多くの人がその店を選ぶようになります。
サンクコスト効果の代表例として、「映画鑑賞」が挙げられます。
例えば、1,900円で購入した映画チケットで鑑賞を始めたものの、内容がつまらないと感じた場合、本来なら途中でやめて時間を有効活用するのが合理的です。
しかし、「せっかくお金を払ったのに」という心理が働き、最後まで見続けてしまうことがあります。この「支払った費用」がサンクコストとなり、非合理的な行動につながります。
こうした感情で行動することが世の常です。
この不合理な行動に関して自分の中で、もっともらしい理屈をつけて納得し、心の安定を図っていることが日常茶飯事にあるようです。
すべての行動に根拠を求めたりするのは難しいですが、時には客観的に自分を観る視野も必要でないかと思います。
やらない事を決める

「やらない事を決める」
という言葉は、ほとんどの自己啓発本やビジネス書籍に書かれているので
ザ・モウスト 重要ワード
と命名したいと思います。
日常生活を普通に送っていれば、「あれもしなければ」とか「これもした方が良い」という思考になりがちです。
至って普通の考え方です。ただ、この発想は足し算の考え方なので、シンプルに時間が足りなくなります。
本当に当たり前すぎるのですが、何かすることを増やすとその分だけ時間が追加されます。
不平等な世の中ではありますが、時間だけは皆平等に1日24時間という事実は揺るぎません。
時間の使い方を変えるしか無いので、時間に追われないようにするためには「何かを増やすと、何かを減らす癖」を付ける必要があります。つまりやらない事を決める必要があるわけです。
という意見が多いことは理解しています。
少し冷たい言い方にはなりますが、その意見に対する答えは〝今やっている事の方が、優先順位の高いこと〟と判断して行動していると言い換えられます。
「やるべき事」、「やった方がいい事」が出来ていないということは、その事よりも今やっていることの方が優先順位が高いと判断して行動している他ありません。
それだけやらない事を決めることは心理的にも難しいし、重要なことのようです。
ぜひ「エッセンシャル思考」という書籍を一読してみてください。
先延ばしにしない、すぐ行動

明日やろうは、バカやろう
というフレーズがあります。
誰しも現状維持バイアスがあるため、居心地の良い状態をキープしたいので、なるべく行動を先延ばしにしがちです。
習慣に関する書籍を読んでいても、人はやらない言い訳を思いつく天才のようです。行動しないと何も始まりませんし、変わっていきません。
どうせやるなら、やらないといけなくなるなら早く行動するほうが印象も良いはずです。
即レス
という言葉が生まれているように、レスポンス(返答・反応)が速い方が受け手側は安心することが多いものです。次の項目と重複してくる内容になりますが、結局のところ
行動する
に繋がってくるので、すぐ行動する重要性を認識しておいてください。
土台はマインド。テクニックは後

投資の話がわかりやすい例ですが「儲かる投資法」や「株価チャートを駆使したテクニック」のような情報を目にすることがあります。
その方が反応されやすく、注目されることが多いので過激な情報や誇張された情報も少なくありません。
ただ、投資の世界ほど〝生存者バイアス〟がかかった情報はないのではないかと思います。
要するに再現性です。
その情報によって、同じような結果が得られるのかどうかです。インフルエンサーが、自分の投資法について語っていますが「買い煽り」ほど怖いものは無いかと思います。

投資界隈では有名な言葉ですが、人気のある銘柄に飛びついて買うことを「イナゴ投資」と呼びます。
人気が人気を呼び、噂を嗅ぎつけて飛び乗ってくる投資初心者が多く、株価がイナゴが群がったタワーのように上昇を続けていきます。
株価が実態の業績に追いついていないため、どこかの拍子に崩れ落ち、屍になる投資家がいつの時代も後を絶ちません。(いわゆるテーマ株)
ここで何が言いたいかと言いますと「自分の頭で考えていますか?」ということです。自分が何をしているのか理解して行動できている人がどれだけいるでしょうか?
今回のケースだと、「投資」ではなく「投機」をしています。要するにギャンブルをしているのです。自分が投資をしているつもりでも、それは投機(ギャンブル)であり、自分が思ってる行動と手段が一致していないケースが投資以外にも日常であります。
誰かの意見や考えを参考にすることは大切ですが、「自分はどうしたいのか?」「自分は何をしたいのか?」という思考(マインド)を持ってから、他者の意見(テクニック)を取り入れるようにしないと、いつまで経っても
他責思考
になってしまします。他人に責任を押し付けるのは楽ですが、誰も責任を取ってくれませんから。
「やった後悔」より「やらなかった後悔」

ことわざで
後悔、先に立たず
覆水盆に返らず
後の祭り
など、多くの「後悔」に関する言葉が記されており、人が生きていく上で普遍的な心理であることは間違いないでしょう。
後悔の全くない人生を歩めている人がどれほどいることでしょう。さて、自己啓発本の中にあった印象深い箇所を紹介します。多くの患者を看取ってきた医師が、死ぬ間際の患者に聞いた後悔の中で最も多かった答えが
勇気を出して、もっと自分に忠実に生きれば良かった
というものです。これは、大切な考え方の冒頭に記載した
主体的に生きる
ことに繋がるのですが、多くの人は死ぬ前に「自分に忠実に生きたかった」と思うようです。想像してみると、事件や事故で突然亡くならない限り、たいていは病気で動けなくなり、病院のベッドの上で思い出にふけることになります。
ですから、書籍の中には〝人生は思い出を作ること〟と表現するものもありました。
結局のところ、死の間際は自分の記憶を思い返すことになるため、やらなかった後悔が強烈に残るようです。すべてを自分の思うがままに行動していては、迷惑系ユーチューバーと変わりないため、将来のためや人のためもいいですが
今、ここを生きる自分のため
に時間やお金を遣ってください。何事もバランスですね〜。
楽な選択辛い人生。辛い選択楽な人生

楽な選択辛い人生、辛い選択楽な人生
シンプルに世の中そう出来ているということです。
社会人として15年以上働いてきて感じることの一つに、仕事に関しては「しんどいことを早めにする方が、早い内にやり方を覚える」ので、段々と仕事がしやすくなるものです。
それに、中堅になってくると周りに聞きにくくなるものです。
年相応、経験年数相応のパフォーマンスが求められるのが世の常なので、ある程度経験値が無いと、シンプルに恥じをかきます。
聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥
とはその通りで、結局のところどうせ身につけないといけない技術や方法は、早めに身につけておけということです。
たとえば、私は当然ながら全く出来ませんが、今を輝くIT技術を身に着けておけば仕事は引く手数多でしょう。
ただ、身につけるのに相当な下積みが必要とされ、第一線で働けるようになるまでの技術を身につけるには相当時間もかかります。
今、楽をしてしんどい思いをするか(思考停止で受け身)
今、苦労して楽な将来を歩むか(学び続ける意欲は必要)
現状維持バイアスを乗り越えて頑張りましょう。
自分の「軸」を持つ

最後になりましたが、元も子もないことを言います。結局のところ「自分がどうしたいか?」に尽きるのです。
だらだらスマホいじってネットサーフィンする
滅私奉公の精神で、バリバリ働きまくる
ワークライフバランスを気にして緩く働く
生活保護をもらって最低限の生活をする
海外移住する
地元に残って生活する
など、挙げだしたらキリがありませんがどれも正解です。
私の好きな言葉の一つに〝常識なんて国や時代が変われば変わる〟という言葉があります。そりゃそうですよね。日本人の常識とアメリカ人の常識は違います。同じ日本でも、戦時中は
欲しがりません、勝つまでは
って言ってたんですから。
言論統制されている時代もあったのだから、今は生きやすい世の中になったと思います。昔の王族であっても、アイスクリームなんか食べられなかったのに、現代は年がら年中どこでもアイスを食べることが出来ます。
結局のところ、いつの時代も人の悩みは絶えないのです。
自分が悩んでいることなんか、宇宙が生まれてからのスケールで考えると鼻クソみたいなものです。
精神論になってしまいますが、起きている「事実」は変わらないが、物事の「とらえ方」は人それぞれです。だから、価値観が違うから意見の衝突や悩みが絶えません。
他人の考え方は変えられない
と思っています。変えるきっかけや、トリガー(引き金)になることは出来ると思いますが…。「馬を水飲み場に連れて行っても、水を飲むかどうかは馬次第」という例えが有名です。
自分の影響の輪と、関心の輪を理解して自分なりに生きやすい軸(考え方の芯)を持つことで、ブレたりすることが減るのではないかと思います。
さいごに
最後までご覧になった方は
物好きな人
として、「すけさん称」を与えます。(そんなものありません)
私は説明がくどいと自覚しているので、少しでも伝わりやすい表現になるよう努力していきたいと思います。私の目標は
悩んでいる中年サラリーマンの気づきのきっかけ
になれば、これ以上嬉しいことは無いと思っています。
私自身、読書をしてこなった1人なので、「もっと早く本を読んでいれば良かった」と思っています。でも、若い内に読んでいても理解が追いついてなかったとも感じています。
今、家庭を持って
3人の子供を養っていかなればならない
中堅サラリーマンとしての立ち位置
今後の人生
混沌とした社会情勢
など、悩みのタネしかありません。
同じような境遇の人はたくさんいると思うので、仲良くしていただけると幸いです。
これはCTAサンプルです。
内容を編集するか削除してください。