投資の大前提で記載したとおり
投資に正解なんか無い
というのが、私の結論であり大前提です。
と思われる方もおられると思います。
もしどの銘柄を買うと良いのか、どうすれば儲かるのか探している方がおられれば、一旦自分を見つめ直していただきたいと思います。
早く儲けたい! 楽して儲けたい!
と思っている方ほど読んでいただけると、何か1つでも学びになると思いますので最後まで読んでいってください。
投資の目的

みなさんは何のためにお金が必要ですか?
たいていの人は、「生きていくため」とか「子どもの教育資金が必要」、「老後が不安だよ」という思いで貯蓄や投資をしています。1つお聞きしたいのですが、それには
どのくらいお金が必要ですか?
いつまでに必要ですか?
という質問にすぐ答えられる人は少ないと思います。
漠然と貯蓄や投資をしている人の大半は不安があるから、その不安を少しでも解消するためにお金を貯めたり増やしたりする行動を取っていると思います。
私が印象に残っているフレーズに
不安とは、不確実な将来に対して生じる感情で「探せば、探すだけ見つかる、キリのない実体のないもの」
という表現があります。
要するに、分からないことが多いから不安を感じているのです。
ですから貯蓄や投資をする以前に、考えの土台としての基礎になる「投資の目的」を解像度高く明確にしておかないとブレてしまうのです。
投資の原則

投資の世界はプロがたくさんひしめき合っている玉石混交の世界で、初心者は必ずと言っていいほどカモられます。
たまたま儲けたりすることは出来ても、儲け続けることは非常に難しく、儲けさせてくれる甘い情報の裏には高い手数料がつきものです。
優良な投資商品の大前提はリスクとリターンは比例することが多く、たいていは
ハイリスク・ハイリターン
ミドルリスク・ミドルリターン
ローリスク・ローリターン
です。中には粗悪品も多くハイリスク・ローリターンな投資商品も多く存在するので、優良な投資対象を選ぶことが大前提にはなります。
投資手法については
時間軸
が最も大切な考え方の1つになると思いますので、投資対象と時間軸の掛け算がパフォーマンスに一番影響を与えることになるのを覚えておいてください。
投資との向き合い方

投資をするうえで大切なのは、リスク許容度を理解することに尽きると思います。
おいおい、何だよ「リスク許容度」って。
いっちょ前な言葉使うんじゃねえよ
という言葉が聞こえてきたのでググってみますと
リスク許容度とは、投資や資産運用において、価格変動や損失をどの程度まで受け入れられるかを示す度合いのことです。
これは主観的なもので、年齢、収入、保有資産額、投資経験、性格、投資目的などの要因によって変化します。
例えば、若くて長期的な運用が可能な人や収入が安定している人はリスク許容度が高い傾向があります。一方で、近い将来に資金が必要な場合や収入が不安定な場合はリスク許容度が低くなることがあります。引用:Perplexity
要は「どのくらい損失が出た時に耐えうるか」という主観的感情です。
大半のサラリーマンは投資に時間をかけられないので、月に1回くらい確認するくらいの距離感で向き合うことをオススメします。
なぜなら、毎日チェックするような向き合い方だと、ただでさえ時間が足りないことが多いのでシンプルに仕事や私生活に支障を及ぼし疲弊して変な行動を取ってしまうからです。
変な行動を取る大きな要因として、自分のリスク許容度を超えて投資してしまうと、当初の投資シナリオや時間軸を見失ってしまい、値動きに煽られて売り急いでしまいます。
これも性格によりけりなので、自分に合う投資との距離感に慣れてください。
手元に生活出来るだけの資金を準備していれば、暴落が来てもしばらく投資を続けていけるはずです。暴落は不定期に必ずやって来る友達の1人みたいなものです。
まとめ
投資をする中でもっとも大切なことは
自分の投資の目的と手法を理解しておく
ことに尽きると思います。なぜなら人それぞれ置かれた環境や境遇が違いすぎるため、決まった投資方法はありません。
最適解と言われているオルカンやS&P500連動のインデックス投資であっても、10年以上を前提とした長期投資投資推奨であり、時間軸が違う人には合わない投資手法になります。
手元資金100万円を運用して、3年で億万長者になりたければインデックス投資をしていては目的を達成することは不可能です。ハイリスク・ハイリターンを狙って集中投資一択になるでしょう。
派手でキラびやかに見える投資手法には、生存者バイアス(ギャンプル要素に勝った主観的意見)が入っており、表に出てこない屍(多くの損失者)のうえに成り立っています。
結局のところ
自分はどのくらいお金が必要か?
どのくらい投資に回せるお金があるのか?
どのくらい時間が必要か?
を理解して、自分の思い描く投資シナリオを信じるしかありません。そのために自分の投資手法に合う情報を見つける必要があります。それ以外はノイズ(雑音)です。
投資の目的については、長くなるので一旦ここまでで区切り、続きは 投資の目的2 で話をしたいと思います。ぜひご覧になってください。
これはCTAサンプルです。
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