考え方について

株式投資との出会い

学び始めるきっかけの記事の続きとなります。

まだご覧になっていない方は先にそちらの記事をご覧になってください。

iDeCoの相談のはずが

確か時期は令和2年5月ころだったように記憶しています。iDeCoについての相談をした野◯證券の担当者が家に来てくれ、妻と0歳の娘と話を聞きました。

最初の違和感が、iDeCoを聞きたいのにNISAでの資産運用を強く勧めてきたことでした。私がiDeCoについて聞こうとすると、曖昧な記憶ですが

iDeCoよりNISAの方が使い勝手がいい。証券口座を開設して、NSAで資産運用しましょう

という流れになり、聞きたかったiDeCoに関する説明はほとんど無く、iDeCoに関しては後で見て下さいとのことでパンフレットを渡して終わりでした。

その後は、投資での資産運用のパフォーマンスについて説明があり、無知な私達夫婦に分かるように堅い資産運用先として海外ファンドのキャピタル・インターナショナル何とかというファンドを紹介して積立投資していく運びになったのです。しかも、当時の積立NISA枠ではなく一般NISAを開設してですよ…。(今ならわかりますが、営業職によるカモだったのだな〜と反省しています。)そして、野◯證券でのNISA口座開設手続きを夫婦2人申し込んでその日は終わりました。

手数料が気になる

紹介された内容について薄くしか理解していませんでしたが、買付手数料が購入金額の3%かかるとのことでしたが、2年間はキャッシュバックで手数料分が戻ってくるため実質買付手数料は無料とのことでした。(買付手数料エグすぎるやろ!)

しかし、そんな中でも、結果的に有益な情報も得られました。一般NISAで余っている枠を購入するのにオススメの銘柄は何かないか?と聞いたところ「三井住友とか良いんじゃないですかね?」と歯切れが悪そうではありましたが言ってくれました。

しばらくすると、自宅に関係書類が届きました。そこに買付の申込書が入っており、その時にあらためて「買付手数料が3%かかる」というのを書面で確認しました。

すけさん

ん? これ毎回3%もかかるんちゃうの?

これおかしくないか?

とブレーキが掛かったのでした。

私は働き始めた時から、お金にうるさい兄の影響から「手数料」というものを軽蔑していました。ATMでお金を引き下ろす手数料は基本無料で利用しており、支払った日には1日ブルーな気持ちになっていました。(20歳くらいから住信SBIネット銀行とSBI証券は開設していましたが、SBI証券はNISA開始前でギャンブル投資で退場して眠っていました)

ですから、すぐに担当者に電話をかけて口座廃止の手続きを取ることにしたのです。この時、誰に相談した訳でもありませんが、「配当金欲しいね」くらいの温度感で、私と妻のSBI証券のNISA口座を開設して、当時コロナショック後で回復が遅れていた大手銀行株の三菱UFJ銀行700株と三井住友FG700株をそれぞれ2年分のNISA枠で購入しました。

ですから私の投資デビューは、国内大手銀行株集中投資による配当目的の資産運用となりました。

投資を始める

投資を始めてあるあるだと思いますが、毎日の株価の変動に一喜一憂して落ち着かない日々が始まります。今までまともにしたことがない株式投資、一度20歳ころにデイトレをして数万円損失を出して退場していたし、バブル崩壊のイメージが根強かったため投資についてアレルギーはありました。

しかし、コロナショック後で全体が上がっていた相場だったので、若干の値動きはあっても大きく崩落することはありませんでした。それでも1日に1%の値動きがあると−1万円とかなるので

すけさん

配当金もらっても、株価が落ちたら意味なくない?

と懐疑的になりながらも、ホールドして配当金を受け取るまで待っていました。

株価の値動きに慣れてくるとやってくるのがスケベ心です。半年に1度の配当金だけでは満足いかないようになって刺激を求めてしまうのですね〜。そこで、ガースーショック(当時の菅元総理)が放った鶴の一声で崩落したKDDIやソフトバンクの株をキャピタルゲイン目的でトレードをし始めたのです。

当然、雰囲気だけで投資していたすけさんは下落を続ける株価に我慢できず損失を出してしまいます。そこで、やっぱりトレードは損するな〜と学び、致命傷は負わず数万円の損失を出してトレードは退場し、配当投資のみ継続としました。

そんなこんなで約1年が経過したところ、職場の異動があり、神戸市内での生活から兵庫県内の地方へ引っ越しました。

すると、人生とはおもしろいもので、そこで新たな出会いがあったのでした。

まとめ

今回は、私が資産運用を始めるまでの経緯や最初の経過についてツラツラと書き記してきました。見ての通り、素人が引っかかる投資の罠にまんまと引っかかっているのが分かると思います。

しかし、中でも我ながらファインプレーだったことは、野◯證券での資産運用の罠に契約直前で自ら気が付き回避できたことだと自負します。

学びのきっかけは、子供の誕生による将来のための資産運用です。つまり、独身のままであればお金に困ることも少なかったので、未だに気づかずに過ごしていたかもしれません。

それに、今回書き記した状態では、まだ気づきの段階に至っていないのです。次回から記載する引っ越してからの人の出会いが、私の価値観に大いなる影響を与え、自ら学ぶ思考に至ります。

ぜひ、次回の記事についても時間が許せば読んでいただけると幸いです。

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