考え方について

転勤先での出会い 2

転勤先での出会いの続きになります。

まだご覧になっていない方は、先にぜひご覧になってください。

「常識」の崩壊

私は転勤先での同僚達と出会うまで

80点の人生

無難な選択

といった当たり障りのない生き方をして、不自由なく無難に仕事も私生活も送ってきました。当然のように,疑うこと無く昭和スタイルの

家庭を持ったら新築のマイホームを購入する

定年まで仕事を勤め上げる

といった考えで生きてきていまいた。

何なら地方に転勤する前には妻との話の中で「3年したら転勤希望きいてもらいやすいから、3年後には家を立てて引っ越そう」といった考えから、引越し前に住宅展示場でときめいた◯条工務店での新築建築の仮契約(土地は決めておらず、坪単価の固定のため)として100万円預けていました。

しかし、職場の投資家達と話をする中で

・資本主義社会は r>g(労働所得より資産所得が増える)

・新築マイホーム建築は奴隷契約

・FIRE(経済的自由と早期リタイア)

についての考え方を知りました。

そんな情報を浴び続けていると、自分の中にある常識との乖離が大きく、詳しく話を聞く度に帰ってきた私の姿を見た妻から「何かしんどそうだよ」と心配されたこともありました。

今でこそ、マインドセットが出来ていますが、その当時は

自分は無難な選択をしてきた。

今後も今の考え方で間違いない。

と思い込んでいたので、自分の中の常識と違う人達と話をする度に〝有益な情報だと思うけど、自分の考えが追いつかない状態〟に陥っていました。

さらに、家に帰っても時間が許せば投資系のYOUTUBEチャンネルを見漁って、情報量と整理が追いつかない状態を自ら作っていました。この時覚えているのは

理解が遅れた分を取り戻さないといけない。

新たに知った世界の方が正しい。

という焦りの気持ちが大きかったと思います。

本格的な自主学習開始

そんな中、YOUTUBEチャンネルの中で書籍要約の動画を拝聴し、理解を深めようという思いから、気になった書籍を購入し、何かにすがるような思いで読書に没頭するようになっていきました。

この時の心情としては

極端な考え方

を持つようにようになっていて、今の仕事を続けていることが馬鹿らしくなっている自分と、そんなことは夢物語だと思っている自分の間で揺れ動いていた様に思い返します。

書籍についてですが、最初のころは購入した本は読むだけでしたが、10冊程度読んだ後に「あれ?この本面白かったけど、どんな事書いてたかな?」と思うようになりました。

それ以降、本を読む時は付箋を用意して、印象深い箇所に付箋を貼付して、読み終わったら付箋を付けた箇所をA4用紙にまとめて印刷する作業を繰り返すようになりました。

今では書籍まとめを編冊したファイルを見返すと、読んだ書籍の要約が分かるように自分なりに管理しています。

妻との温度差

いや〜、今ブログ記事を書きながら思いますが、妻には相当な心労をかけてしまったな〜と反省しています。

そりゃそうですよね。転勤する前の私の価値観で結婚した訳ですから、予定通り3年後には◯条工務店の新築マイホームに住んでいる将来を想像していたのですから。

それが、転勤による引っ越し→急に夫が訳わからん思考に陥る(投資だのFIREだの言い始める)→毎月言うことが変わっていく(投資家の思考を聞いて、不十分な理解内容の伝達)→自分自身は第二子出産に伴うつわりのため体調不良で苦しんでいる→1歳の長女は自我が芽生え24時間一緒過ごしてややこしい注文をつける(妻は第二子の時が一番つわりがしんどかった)→相談できる人が近くにいない→夫がまた訳わからん情報を仕入れてくるというサイクル。

我ながら、妻には感謝の気持ちしかありません。この時期に離婚を切り出されていていてもおかしくない状況だったと今では思います。

お互いの考え方がズレていたのです。

でもですよ!。お互いにその時は必死だったと思います。

私は、家族の将来を本気で考えた行動を取っていたつもりだし、妻は妻で第二子出産を控えナイーブになっている状態でした。環境の影響とは怖いものですね。お互いに家庭のため・子どものためを思っての行動をしている訳で、お互い必死に別のベクトルで守り合っていたいたのではないかと今では思います。

そんな中、影響を受け続けて半年程が経った時点で、妻が出産に備えて里帰りをして私一人になる時間になったのでした。

まとめ

またまた長くなってきたので、今回もこのあたりで区切りたいと思います。

この頃はホント必死にインプットを繰り返していたな〜と思います。この必死にもがいていた時があったからこそ、思考が深くなっていたと思います。

続きは次回の記事で記載したと思いますので、時間が許せばぜひこちらもご覧になってください。

転勤先での出会い 3 

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