転勤先での出会い 2の続きになります。
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同僚の退職

さらなる転機が訪れたのは転勤して約8ヶ月が過ぎ、妻が里帰りを始めて間もない頃です。一人暮らしを始めた矢先、職場で一番仲良くしていたW氏が急遽「驚かないでくだい。私辞めることにしました。」と言ってきました。
このW氏は、私が転勤してから一番密接に関わってきた仕事仲間であり、転勤してから投資や身の振り方について一番影響を与えた人物でもあります。
私は疑問がたくさん浮かびましたが、W氏は「機が熟した」との内容でした。W氏によると、私達が働く地方の職場に転勤する前から、職場や人生に関する疑念があったようでした。さらに、兵庫県で働いていましたが、出身は大分県で両親の介護の必要性を感じながら仕事を続けていた背景がありました。
そんな中、W氏は仮想通貨(暗号資産)に関する知識を習熟して、「今後は暗号資産が世界に影響を与える」との理由が一番でしたが、それ以外にも地元大分県で食いつないでいけるよう不動産関係や農業についても多角的に準備を勧めており、本業以外のノウハウを身に着けて満を持して退職に踏み切った様子でした。
キラびやかに見える様子とは裏腹に、自身は三人兄妹で生まれ育ったため、本来は子供を複数望んでいたようですが、育児に手間がかかるので優先順位を考えたという理由で計画的に子供は1人だけにしたそうです。
別の同僚たちの転勤
私が転勤してきて1年もしない内にW氏は退職し、その後も1年が経った異動時期に仲良くしていた同僚のI氏とF氏がそれぞれ転勤していきました。
2人とも投資や考え方に関して参考にしていたので、一気に3人の同僚と別れが訪れると「自分で何とかしていかねばならない」という意志が強くなってきました。
結局のところ、人の意見や考えを参考にはしますが
人それぞれ置かれた環境や境遇が異なる
ため、どこまでいっても自分で考えて行動していくしか無いと気付いたのでした。
これまで通り、流れに身を任せて生きていっていれば、一生周りの意見によって自分の行動が左右される人生になっていたと思います。
自分の軸を持つ必要性に気づいたのが令和4年の春のことでした。
自分の生き方の見直し

人生の目的とは何か?
何が自分にとって大切なことなのか?
という疑問が自然と湧いてきました。
W氏の例では、会社をクビになる訳ではなく、自らの意思で退職を選択しています。不祥事やトラブルを起こさずに退職した人に出会ったことがなかった私は「会社に依存する働き方も考えものだな」と思いました。
しかし私自身、男3人兄妹の末っ子として生まれ育ち、妻も3人兄妹の中間子です。経済的理由や自身の生き方のために、自身が望む子どもの人数を制限する思考には流石になりませんでした。
そんな状況から「自分はどんな人生にしたいのか?」「どんな生き方が理想なのか?」という疑念が思い浮かんでくるようになったのです。
W氏に関しては、報告を受けた2ヶ月後に退職してそれ以降あえて連絡は取り合っていませんが、私の人生で一番影響を与えた人物となります。
まとめ
一番伝えたいことは
30代は皆、何らかの悩みを感じている。
悩みの程度は、人それぞれ違う
悩みに気づくタイミングも人それぞれであります。
ただ、自分の考えとは違う考えに出くわした際、一度立ち止まって欲しいと思います。人は皆、新しい事を始めるのは抵抗があるし、自分の考えと違う考えは受け入れがたいものです。
変化のない日常は居心地が良いかもしれませんが、偉人の言葉に
「現状維持は衰退である」
という格言があります。私自身、実行できているかどうかは別にして、この言葉に関して大いに賛同できます。
結局のところ、人は変化を好みません。だって面倒くさいから。
その面倒事を乗り越えてこそ、明るい未来が見えるのではないかと考えますので、みなさん!思い立ったら行動しましょ!
人は
1 何も考えずに、行動しない人
2 何か考えるけど、行動しない人
3 何も考えずに、行動する人
4 何か考えて、行動する人
に分類されますが、結果が変わるのは3と4の行動する人だけです。
行動しない限り何も変わりません。
私を含め、自分を戒めて何か1つずつ行動していきましょう。
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